改善レポ5・猫背矯正の伸子さん
坂田伸子さん(60代)、初めて来院された理由は
「猫背が気になる」というものでした。
特別な痛みをお持ちでいらしたり、急にどこかを痛めてしまったというわけではなく、ご自分の姿勢の悪さが気になっていて来院されたということです。
一般的に知られている「背骨」とは、本当の名称を「脊椎(せきつい)」といいます。脊椎は頭のすぐ下(首の始まり)から尾てい骨までの総称です。その中でも私たちがよく使う「背骨」という部分は「胸椎(きょうつい)」といい、12個の骨が連結して作られています。
つまり、12個のブロックを縦に積み上げて、そのまま崩れないようにキープしているのが背骨です。ブロックひとつが少しズレただけでも、その上にある首や、下にある腰の位置も大きくズレてしまうこともあります。
この「ブロックひとつのズレ」が、伸子さんのような猫背になったり、腰痛や肩こりにつながっていくケースもあるのです。
伸子さんには猫背の矯正を中心に、全体のバランスを整えるような施術を組み立てていきました。一番曲がっている部分の骨(とその周辺)がとても硬く、柔軟性を失っていることがわかり、その骨をしなやかにすることで、背骨全体を正しい位置に戻すようにしました。
骨と骨の連結を柔軟にすると骨がしなやかに動いて、立っていても座っていても正しい姿勢を作ることができるのです。
伸子さんは通院3ヶ月で気になっていた猫背が改善され、なんと周囲の人やご友人から「伸子さんって姿勢がとても良いのねー!」とお声をかけられるほどになったとのこと!
伸子さんは60代、良い姿勢でいられるとご友人のなかでも一際お若く見えるんじゃないでしょうか?
姿勢が良くなったことで、腰への負担が大幅に減り、腰痛を感じることもほとんどなくなったとのご報告もありました。今はメンテナンスで3週間に1度のペースで通院を続けていらっしゃいます。