評判の整体院・痛み改善レポート集

世田谷区に開業予定のプレゼント整体院です!院長の施術レポを更新していきます。(すべての症例に対し、お名前は仮名で掲載させて頂いております)

改善レポ7・お尻付近の痛み&首肩コリの由佳子さん

痛みがどこから来ているか(どんな順番で痛みにつながったか)をきちんと辿ることで、私たちの身体の痛みは劇的に改善します。

井原由佳子さん(40代)はお尻の付近に強い痛みを感じるようになってご来院されました。とくに左側はじっと座っているだけでも痛みが走る状態です。

 

「お尻」というと丸く柔らかいイメージがありますが、そのあたりを総じて「臀部(でんぶ)」と呼びます。臀部の筋肉構造はとても重厚です。体の内側から外側まで、大小3つの筋肉が層のように重なって、私たちが立ったり座ったり歩いたりすることを大きくサポートしている、なかなかタフな部分です。

さらに臀筋(でんきん・お尻の筋肉)には骨盤を守ったり、股関節の支えになるという大事な役割があります。お尻の筋肉に異常が出ると脚を上げたり普通に歩いたりする股関節の働きをサポートできなくなり、ひどい例では歩行に支障が出てしまうこともあります。

 

由佳子さんの場合は、半年程続いた激務が身体の支障となって現れたケースでした。番号をつけて順番に説明すると、

①長時間のデスクワークで座った状態の日々が続いていた

②座った姿勢を保つために毎日頑張っている“おなかの筋肉”が疲れて柔軟性を失ってしまった

③硬く緊張したおなかの筋肉と骨盤がつながっているため、骨盤を過剰に引っ張ってしまう

④引っ張られて骨盤が歪む

⑤骨盤の歪みが脚の付け根やお尻あたりの痛みや痺れになる

このような順になります。

 

そこで、由佳子さんのおなかの筋肉をほぐす施術から始めました。ご本人は腹部の異常なんてまったく自覚がなく、その部分に触れて痛みを感じて驚いていらっしゃいました。

症状として(自分で感じる痛みとして)出てくる部分よりももっと手前に根本の原因があるのです。ここに気がついて施術をしないと根本を良くすることはできません。揉む順番が決まっているようなルーティーンのマッサージ等ではなかなか改善しにくいような症例です。

 

由佳子さんは「寝ていても座っていても痛い!」と仰っていた左側のお尻を、お腹の筋肉を緩めることで相当軽減することができました!

他にも肩や首にもこりがあったのでそちらも軽くなるように施術して、経過を見させて頂くことになりました^^

 

由佳子さん、お仕事で疲れたら、おなかから温めて筋肉を緩めてあげてくださいね!